DVD-Videoの作成方法を説明するには

元同僚の娘さんはディズニーランドが好きだそうです。

ディズニーランドが好きな方は、定期的にミラコスタとかランドホテルとかに泊まって楽しむんだそうです。
で、行くとパレードとかをiphoneで撮影してたよう。
ただ、やはり携帯で撮影ってのは、”かったるい”んだそうです。

そんなこんなで、余ってたビデオカメラを差し上げたのです。
軽くて持ちやすいって事で、大層活躍して、喜んで頂けたみたいです。
あーそりゃ良かったって話なんですが、ディズニーファンには別の楽しみもあるんだそうです。

なんでも、次に行く時に前回の映像を車の中で楽しみたいようです。
「ああ、そうね。見れば?」
って感じに軽く思ってたんですよね。
最近のカーナビにはSDカードスロットがあったりするので、困る事はなかろうと。
ところが、どうもその方の車にはDVDスロットしかないそうです。

パソコンのファイルをDVDにバックアップするように、ビデオカメラから移動させたファイルを書けば、DVDプレイヤーで見られると思ってたようで、やってみたら見られなかったようです。
まあ、そりゃそう思うよね。

で、本題なんですが、
「この前回の動画をDVDに焼いて見られないのか?」
って事で、やり方を書いてくれと。

ほほー。
意外にこれって説明が面倒なんよね。
普通の人からすれば、
「DVDはDVDで同じだろうに!」
って思いますよね。そりゃ。

「パソコンのデータを焼くDVDと、DVDプレイヤーで見るDVDは違う」
これって説明がしにくい。
DVDプレイヤーでもMP4とかH.264/MPEG-4 AVCファイルを焼いたデータディスクでも再生してくれるのがありますからね。

そういうことで・・・
「VHSの代わりに安価に家庭で映像を楽しむ為に特定の規格が必要なんです!」
「そうすると特定の機能だけを満たせば製品として成り立つので、DVDプレイヤーとかがお安く提供できるんです!」

ここまではOK。

「規格には二つあるんです!」
「DVDディスク(円盤)の規格と動画の規格の二つです」

「DVDディスクは蚊取り線香みたいに渦巻き状にデータが書き込まれてて、CDとは渦巻きの間隔が違うよ!こういう事がDVDディスクの規格って事ね。」
「映像のサイズ、データの圧縮方法とかが動画の規格って事ね。」

この段階で説明する側もされる側も怪しい。

「とにかく2つ規格があるから、二つの処理が必要なんです。」
「1.動画をDVDで決められてる動画の規格に変換する」
「2.DVD-VIDEOを焼く」
「なぜDVDを見られなかったかと云うと、1も2も違う規格でDVDを作成したから」

これは納得してました。

「1と2を同時に規格通りにやってくれるソフトが楽でエエよ」
「無料を望むとは思うけど、お金を払えば楽にできるから買った方がエエよ」
「試用できるソフトもあるから、試してみてから買うでも、遅く無いよ」

私が使用しているソフトウェアの説明書を書いて渡しておきました。
試用して、問題なく見られたようです。
良かった良かった。
ソフトも試用期限が切れたら買うようです。

この説明書を書く為に、別のソフトとかも一応試して、
「これはXXXなので使用しない方がエエよ」
とか加筆したので、案外と時間が掛かったです。

「XXXってソフトはインストールでドイツ語が出てくるよ」
「XXXってソフトは使えるけど認証の設定がちょっと面倒だよ」
「XXXってソフトはピーピーピーだから使わない方が・・・」

ってね。

で、結局の所、自分が持ってる動画ファイルの形式は何で、
使用ソフトがそれを読み込み、変換してくれて、オーサリングと呼ばれる処理もしてくれてDVD-VIDEOに対応しているか確認するって事ですね。

最近は知らないんですが、私が持ってる4Kカメラって結局、HDに変換しないとファイルが大きいだけで処理に困っちゃうし、焼き込むにも大きすぎるしと、色々と不便な事が多いんで、もっぱらHDでしか録ってないですね。

新幹線車窓VIDEOとかって長時間だから、もう大変ですよね。